many、much、a lot ofの違いを分かりやすく解説。使い分けを例文と共におさらい。

今回は、many、much、a lot ofの違いを解説します。

many、much、a lot ofの違いはどんな名詞につくか

3つとも「たくさんの」や「多い」といった量や数の多さを示す表現です。

しかしmany、much、a lot ofは後に続く名詞が数えられるかどうか、つまり可算名詞か不可算名詞かで使い分けます。

manyは数えられる名詞(=可算名詞)に、muchは数えられない名詞(=不可算名詞)に、そしてa lot ofはそのどちらにも使う事が可能です。

具体例を見ていきましょう。

manyは数えられる名詞、muchは数えられない名詞に

「私は本をたくさん読みます。」と言いたいとしましょう。

本を意味するbookは数えられる名詞です。

よって、I read many books.となります。(I read much books.ではない。)

一方で、「彼は情報をたくさん持っています。」と言いたいとしましょう。

情報を意味するinformationは数えられない名詞です。

よって、He has much information.となります。(He has many information.ではない。)

ちなみに、littleとfewの使い分けもこれに似て、その後が数えられる名詞かどうかがポイントです。

a lot ofは可算・不可算名詞の両方に使用

もしも自分が使いたい名詞が数えられるかどうかに自信を持てない場合、a lot ofを使用する事をおすすめします。

なぜなら、a lot ofは数えられる名詞、数えられない名詞の両方に使えるからです。

先ほどの例を使えば、I read a lot of books.も、He has a lot of information.も正解です。

ちなみにa lot ofの代わりにlots ofを使う場合もあります。

lots ofはa lot ofと同じく「たくさんの」という意味で、数えられる名詞、数えられない名詞の両方に使用可能。

a lot ofを使うかlots ofを使うかは好みの問題、文字数の違いだけですのでお好きな方をお使い下さい。

manyとmuchの使い分けのような文法を学ぶ方法

このような文法をいつでも確認できるように、辞書的な意味で英文法書を1つ持っておくと便利です。

その書籍を最初から読みつつ、各文法の例文を自分で考えてノートに書いたり言ってみると定着しやすいですよ。

おすすめの文法書はこちらです。