英文法のバイブル”English Grammar in Use”とは?4つの特徴と種類を解説

english-grammar in use textbookのサムネ

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Taiga

英語講師 / TOEIC975・英検1級・CAE・TOEFL iBT 104・TESOL / 青学 英米文学科⇨立教 異コミュ研究科 / 英語教育学専攻 / 語彙習得を研究中

英語学習者で話題のGrammar in Useについて説明します。

英語を志す身としては一度は目を通すべき世界的に有名な参考書なので、持っていない人はぜひ読んで下さい。

Grammar in Useとは

正式名称はEnglish Grammar in Use。ケンブリッジ大学出版の、”文法書のバイブル”と呼ばれる世界的に有名な参考書です。

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シリーズがある中で上の画像は、一番人気の中級レベル。TOEIC500以上の方にオススメ。

文法はこれ1冊で大丈夫だと、世界中の英語学習者から支持されています。

ちなみに私は、初めてTOEICを受けた時TOEICの過去問を解かずに940でしたが、これを使っていたお陰だったと思います。

Grammar in Useの口コミ

english grammar in useの口コミ1

<和訳要約>

イギリスの英語教師の方は、生徒時代に使っていて今では教えるために使っているそうです。

説明の分かりやすさ、実用的な例の豊富さ、練習の多様性によって、この本は絶対的王者であるとの事です。

english grammar in useの口コミ2

<和訳要約>

スペイン人で英語の基礎はあったが、文法や語彙が弱かった方が、この本のお陰で独学で習得出来たとの事です。

その際に先生を頼ったのはライティングとスピーキングだけで、この本は本当にオススメできるとの事です。

Grammar in Useは実用的

日本に売っている英文法書のどれよりも中身の質がはるかに高い、実用的な参考書です。

文法を学ぶ事に英会話には活かしづらいイメージを持つ人もいますが、Grammar in Useはネイティヴが使う身近な場面での表現を一緒に説明してくれるので、会話で使いやすいです。

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包括的なので、この文法書だけでTOEICや英検の対策にもなります。

もっと詳しく知りたい方向けに、特徴と種類を説明します。

Grammar in useの4つの特徴

どのような点が他の文法の参考書と違うのか、まとめました。

①説明が全て英語

Grammar in useの特徴:全て英語

海外の参考書なので、説明は全て英語です、

説明が全て英語である事にはメリットとデメリットがあります。

説明が英語のデメリット

英語の完全な初心者の場合、説明が理解できない可能性があります。

また、これは日本語でいうところの〜というような、身近な例えを使った説明が無いのもデメリットです。

説明が英語のメリット

しかし説明が英語の方が英語で思考する力がつくので、英語力が底上げされるのです。

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日本語での説明だけに慣れると、英会話の時に脳内で日英を訳す癖がついてしまいます。

それだと、英語をイメージで捉える事が出来ず、会話やリスニングに必要な瞬発力が養いづらいので伸び悩みます。

下の図はリスニングの時に、英語を脳内で訳さずにイメージで理解出来るようになる事の大切さを伝えています。

English Grammar in use 英語で学ぶメリット

しかしGrammar in Useのように英語の説明で学んだ事は、英語の感覚で覚えられるので、訳そうと頑張る事なく無意識に英語を理解、アウトプット出来ます。

ちなみに単語の暗記方法の記事でも書いたように、英英辞書を使った勉強も英語をイメージで捉える訓練になるのでオススメです。

説明が英語なのが嫌な人へ

どうしても英語説明が嫌な場合はEnglish grammar in useには日本語版もあるので、後に紹介するそちらを選びましょう。

もしくは、日本で人気の”1億人の英文法”も、会話で使う実践的な文法が学べるのでオススメです。

②1章2ページで続けやすい

Grammar in useは以下のように、見開きで1章になっています。

左のページの解説を読み、右のページで問題練習を解くという流れ。

english grammar in useとは:構成

説明が分かりやすく楽しいので、1日1章で続けている方が多いです。

※SNSではGrammar in UseをGIUと呼ぶ方がいます。

③日本では習えない内容

Grammar in useは簡単に言うとネイティヴが使う英語の教科書。

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つまり私達にとっての国語の文法書です。

そのため中学で習った文法よりもこまかく、日常会話で使うためのリアルな用法が解説されています。

例えば、中学英語でI willとI’m going toは互換性があると習いますが、この教科書を見るとその違いも明確。

※詳しくは下の記事で解説しています。

他にも、ネイティヴでもたまに確認したくなるような痒い所に手が届く的確な説明が、流石ベストセラーといわざるを得ない魅力です。

④イギリス英語

イギリスにあるケンブリッジ大学出版なので、オリジナル版は全てイギリス英語です。

日本の義務教育で習うのは基本的にアメリカ英語。

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基本大差無いですが、最も違いを感じるのは綴りです。

アメリカ英語ではcolorと書くのをイギリス英語ではcolourと書きます。

それらがどうしても気になる方は、後半で紹介するアメリカ英語版を選ぶ事をオススメします。

Grammar in useの種類

Grammar in useには以下のように種類がたくさんあります。

english grammar in useの種類リスト

この中で最もおすすめは中級レベルの青色のものです。

なぜなら、この本がシリーズ最初の1冊で、これが世界で爆発的に売れた事を皮切りに他の派生物が生まれたからです。

イギリス版かアメリカ版か

イギリス英語版もアメリカ英語版も、内容は全く同じです。

なので、アメリカ英語にこだわる人はそちら選びましょう。

上級を買うべき人

Taiga

TOEIC900、英検準一級レベルの人は、上級版を買うべきです。

青色の中級編よりもさらにこまかな解説や、上級者にありがちのミスを防ぐ解説が載っています。

上級版はこちらの緑色の本、イギリス英語のみですが、上級者はイギリス英語とアメリカ英語の違いを知るべきなので、丁度良いです。

ちなみに、ケンブリッジ英検を受験する場合はイギリス英語も問題に出てくるので、受験予定がある場合はなおさら良いチョイスになります。

イギリス英語とアメリカ英語の違いを知りたい方は下の記事を見てください。

日本語版もある

Grammar in useには日本語に訳されたバージョンもあります。

どうしても英語の説明が嫌な場合は、こちらを検討するのも手でしょう。

内容はオリジナル版と変わらず、Amazonでの評価も良いようです。

ちなみに、下の赤い色のものはイギリス英語版の初級です。

英語での説明で勉強してみたいが、TOEIC500以上無いという場合には赤いversionのこちらから始めるのがオススメです⬇︎

以上、Grammar in Useについて解説してきました。

英文法の教科書はたくさんありますが、これ1冊で全て学びきれます。

青色のバージョンがオススメですが、紹介したように色々なシリーズがあるので自分に合う物を選んで下さい。

Grammar in Useと英会話練習で相乗効果

今回紹介したGrammar in Useは限りなく実践に近い例文を紹介してくれています。

そのため、新しい章を終えたら忘れない内にアウトプットに使って練習すると大きな相乗効果を得られます。

例えば下の英会話の勉強方法の記事で紹介している、”独り言アウトプット”との相性が抜群です。

文法以外も!バランスが重要

そして英語学習では、文法・会話だけでなく読み書きや語彙など、幅広い能力をバランスよく伸ばす事が大事です。

Taiga

特に今回紹介した文法とセットで土台となる、語彙はかなり重要。

English Grammar in Use:英語勉強の全体像

この図のように、全ての技能は繋がっているのでどれか1つでも欠けてしまうと、崩れてしまいます。

具体的に、どのように英語の技能をバランスよく伸ばす事が出来るかは、下の記事で詳しく説明しています。