so that構文には4つある!学校で習わないネイティブの使い分け方とそれぞれの意味とは?

sothatサムネイル

今回は、英文読解でも会話でもよく使うso thatを以下4つの種類別に解説します!

①度合いのso that
②目的のso that
③結果のso that
④様子のso that

では①から早速見ていきましょう。

①度合いのso that

これが中学校で習う、多くの日本人が最初に覚えるso thatです。

度合いのso thatの説明

このso thatには2パターンあり、1つは、soで強調された物事の度合いが。thatの後に、その結果として起こった事や起こる事を述べるもの。

度合いのso thatの例文1

もう1つあります。
度合いのsothatの例2

2つめのパターンはthatの後が、soの直後の度合いをさらに強調するための一種の例えになっているものです。

2つのパターンとも、のthatを省略する事が可能です。

名詞が続く場合はsoがsuch aになる。

例えば「彼はとても凄い俳優なので、誰もが知っている。」はどう言えば良いでしょうか?

He is so great actor that everybody knows him.ではなく、He is such a great actor that everybody knows him.になるんです。

このようにsoで強調した部分に名詞を入れたい時は、soの代わりにsuch aを使う事も覚えておきましょう!

②目的のso that

2つめのso that構文は会話でとても多く使うもので、これを知っていると表現の幅が広がります。

目的のsothatの説明

このso thatはsoとthatがくっついている事が特徴です。

例文を見てみましょう。

目的のsothatの例文

このso thatのthatも、省略が可能です。

目的のso thatはtoの便利版と覚える

主語が1回で済むタイプの「〜するために」はtoで繋げますが、主語が複数にならないと伝えられない場合はso thatにすると考えると覚えやすいです。

例えば「試験に受かるために一生懸命勉強する。」ならI study hard to pass the examと、toで繋げられます。

しかし、「親が心配しなくて良いように、一生懸命勉強する。」の場合、主語が2つなのでtoでは繋げられず、I study hard so that my parents don’t have to worry.にするという事です。

③結果のso that

結果のso that説明

このso thatは、目的の意味合いが必要なく、単純に結果を言いたい時に使います。

結果のso thatの例

so thatの前にカンマを入れる事が多いのが特徴です。

カンマがある事で、一回文を区切って考えてね。という意味になります。

ぶっちゃけ、thatが省略される事の方が多いので、単純に「〜だから」のsoだと思って覚えてしまった方が楽です。

④様子のso that

最後が、日本人にはあまり馴染みのないso thatです。

様子のsothat説明

このsoはI think so too「私もそう思う。」のような「そう」のsoだと覚えると楽です。

例えば下の場合、

様子のsothatの例文

This is explained so. (そう説明されている。)➡︎そうってどう?

that body can understand. (誰も理解出来ない感じで。)

というのが、この文の成り立ちです。soが「そう」のsoである事が分かったでしょうか?

TOEICなどのテストでたまに出てくるので、覚えておきましょう。

このような文法を学ぶには

so thatの他にも、英語には様々な文法があります。

それらをいつでも確認できるように、辞書的な意味で「英文法書」を1つ持っておくと便利です。

その書籍を最初から読みつつ、各文法の例文を自分で考えてノートに書いたり言ってみると定着しやすいですよ。

おすすめの文法書はこちらです。

so thatまとめ

4つのso thatを振り返りましょう。

4つのsothatのまとめ

thatの後の部分が大事なのにthatが省略される事が多い事がso thatの注意点です。

なので英会話やリスニングでは、soが出てきたら集中してその後に何が続くかを聞くようにしましょう!