英文法のバイブル”English Grammar in Use”とは?4つの特徴と種類を解説

english-grammar in use textbookのサムネ

英語学習において、文法を学ぶ事は欠かせません。

今回は有名な文法の参考書であるGrammar in Useについて説明します。

Grammar in Useの口コミ

正式名称はEnglish Grammar in Use

“文法書のバイブル”と呼ばれる世界的に有名な参考書です。

english grammar in useの口コミ1

<和訳要約>

イギリスの英語教師の方は、生徒時代に使っていて今では教えるために使っているそうです。

説明の分かりやすさ、実用的な例の豊富さ、練習の多様性によって、この本は絶対的王者であるとの事です。

english grammar in useの口コミ2

<和訳要約>

スペイン人で英語の基礎はあったが、文法や語彙が弱かった方が、この本のお陰で独学で習得出来たとの事です。

その際に先生を頼ったのはライティングとスピーキングだけで、この本は本当にオススメできるとの事です。

Grammar in Useは実用的

文法は英会話などの実際の使用に活かしづらいと考える方もいますが、Grammar in Useはネイティヴが使う身近な場面での表現を一緒に説明してくれるので、会話などでも使いやすいです。

TOEICや英検、TOEFLなどの試験対策にも活用すると良いでしょう。

もっと詳しく知りたい方向けに、特徴と種類を説明します。

Grammar in useの4つの特徴

どのような点が他の文法の参考書と違うのか、まとめました。

①説明が全て英語

海外の参考書なので、説明は全て英語です、

説明が全て英語である事にはメリットとデメリットがあります。

説明が英語のデメリット

英語の完全な初心者の場合、説明が理解できない可能性があります。

また、これは日本語でいうところの〜というような、身近な例えを使った説明が無いのもデメリットです。

説明が英語のメリット

しかし説明が英語の方が英語で思考する力がつくというメリットもあります。

下の図はリスニングの時に、英語を脳内で訳さずにイメージで理解出来るようになる事の大切さを伝えています。

English Grammar in use 英語で学ぶメリット

Grammar in Useのように英語の説明で学んだ事は、英語の感覚で覚えられるので、訳す事なく無意識に英語を理解、アウトプット出来るようになる可能性が高いです。

②1章2ページで続けやすい

Grammar in useは以下のように、見開きで1章になっています。

左のページの解説を読み、右のページで問題練習を解くという流れ。

english grammar in useとは:構成

説明が分かりやすく楽しいので、1日1章で続けている方が多いです。

※SNSではGrammar in UseをGIUと呼ぶ方がいます。

③義務教育では習わなかった内容

中学で習った文法よりもこまかく、日常会話で使うためのリアルな用法が解説されています。

例えば、中学英語でI willとI’m going toは互換性があると習いますが、この教科書を見るとその違いも明確でした。

④イギリス英語

イギリスのケンブリッジ出版なので、オリジナル版は全てイギリス英語です。

日本の義務教育で習うのは基本的にアメリカ英語。

基本大差は無いですが、最も違いを感じるのは綴りです。

アメリカ英語ではcolorと書くのをイギリス英語ではcolourと書きます。

Grammar in useの種類

Grammar in useには以下のように種類がたくさんあります。

english grammar in useの種類リスト

この中で最もおすすめは中級レベルの青色のものです。

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