単語帳アプリ分析基準10:異なる文脈で語と遭遇したり、多様な文脈で語を使用出来るか?

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Taiga

英語講師 / 青学 英米文学科⇨立教 異コミュ研究科 / 研究分野: 外国語語彙習得 / TOEIC975・英検1級・TOEFL iBT 104

NationとWebb(2011)のテクニック・フィーチャー・アナリシスにおける語彙学習活動の評価基準の一つは、「生成」を促進するかどうかです。これは「多様な遭遇/使用」とも呼ばれ、学習者が以前に学習した語彙を異なる状況で遭遇または使用すると、その語彙の理解を深めるのに有益であるとされています(Joe, 1995; Joe, 1998; Webb & Nation, 2017)。例えば、「Jack makes toys」という文で「make」に遭遇した学習者は、「make」が物理的な物を作るためにだけ使われると推測するかもしれません。しかし、「I will make a reservation」、「She makes excuses」、「We made it just on time」などの異なる文に遭遇すると、「make」に対する理解が深まります。したがって、単語帳アプリは、同じ語彙を異なる文脈で遭遇または使用できるようにするべきです。

元の記事:単語帳アプリおすすめランキングTOP6|違いや特徴を修士研究を元に発表