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TOEICを初めて受けようと思っている人は特に、受験のメリットが気になるのではないでしょうか?
この記事では
・TOEICのメリットとデメリット
・TOEICと他の英語テスト比較
・TOEICを受けるべき人とは?
を解説します!
TOEICを受ける6つのメリット
私はここ2年間でTOEICを計6回受験し、全て900点を大きく上回っています。(一部の写真⬇︎)
まずはそんな私が思う、TOEICを勉強、受験するメリットを説明します。
①英語の勉強のきっかけになる
これは人によると思うんですが、TOEICを申し込んでしまえば、それに向けて勉強しないといけない気になります。
英語を勉強しようと思っていても、始められない人や続かない人でも、良いキッカケになりやすいです。
特に、準備をしないと気が済まない負けず嫌いな人や完璧主義の人は、良いきっかけとしてTOEICを利用出来ると思います。
②勉強すれば結構簡単
意外かもしれませんが、ぶっちゃけTOEICは少し勉強すれば結構簡単です。
簡単なポイントは以下の3つ
・単語が日常会話レベル
・完全に選択式
・リスニングが遅い
特に大きいのは、単語が簡単という事。
やれば点数が上がる、努力を裏切らないタイプのテストなので、コツコツ頑張れる人はすぐに高得点を取れるでしょう。
③英語力の証明になる
いくら英語を話せても、数値で証明できないと、会う前の人には信憑性がありません。
少なくとも日本国内ではTOEICは知名度がかなり高いので、強力な英語力の証明になります。
一般的にTOEICとして認知されているL&Rには、スピーキングとライティングが無いため、英会話力の証明では無いですが、気軽に受験出来る所が魅力。
本来定性的であるはずの英語力を、簡単に、全国的認知の高い数値で証明出来るというのは、かなり大きなメリットです。
④就活などでプラスになる
プラスどころか、TOEICの点数が一定以上無いとエントリーすら出来ない企業もあるようなので、就職、転職を考えている人は受験必須と言えます。
ではどのようにプラスになるか。
代わりに、「留学もせずいかにTOEICでほぼ満点を取ったか」という戦略的に目を達成させる力や努力を続ける力や評価されたなと感じています。
なので、「ただ英語が得意でTOEICの点数が高い=就活に有利」ではなく、「いかにTOEICに向き合えたか=就活で評価される」という事です。
結論、就活にとってTOEIC受験は大きなメリットです。
⑤自信がつく
TOEICで目標を達成させる事が出来れば、自分に自信がつき、もっと行動を起こしやすくなります。
自分に自信を持って行動する事は人生を豊かにするので、。目には見えないですが、かなり重要なメリットです
⑥人間関係が広く深くなる
TOEICの点数が900を超えると、かなり尊敬されます。
そして、TOEICについてアドバイスを求められる事で、新たな出会いに繋がったり、話した事がない人と話すきっかけになったりします。
見落としがちですが人間関係に良い影響を与えるのもTOEICを志す大きなメリットです。
TOEICのデメリット・注意点
何事にもメリットとデメリットがあるもの。
何度もTOEICを受けた私だからこそ3つの分かる弱点をぶっちゃけます。
①英会話力には直結しない
TOEICの点数が高いからといって、必ずしも英会話が出来るとは限りません。
英語はコミュニケーションのツールなので、いくらTOEICの点数が高くても話せなくては本質的には意味が無いのです。
なので、英語を流暢に話せるようになりたい方は、TOEIC以外の訓練も必要です。
②受験料がかかる
これは、ある意味仕方ないのですが最初は抵抗があるかもしれません。
2020年4月のテストより値上げされ、6.490円となりました。(後で説明しますが英語テストの中では安い方)
受験料を無駄にしないように、勉強せざるを得なくなると考えたらむしろメリットかもしれません。
(ちなみにインターネットで申し込めば1年後に割引がもらえます。)
③本番の解答が分からない
私にとっては、これが一番のデメリットでしたが、理解して下さる方いるでしょうか?
学校の試験などであれば、結果と共に各問題が合っていたか確認し、実際の解答を確認する事で次のテストに役立てる事が可能です。
↑ただ、写真のように自分が間違えた箇所は確認出来るので、そのパートを重点的に勉強するという事は可能です。
TOEICを他の英語テストと比べて分かるメリット
デメリットを書いてみましたが、意外とそんなに大きな弱点では無かったと思います。
実際、メリットの方が多いです。
そこで、次に、よりこまかな、他の英語テストと比較した時のTOEICのメリットをまとめます。
まずは、以下の比較早見表をご覧ください。
英検は級によって変わるので、今回は最も値段が高く、試験時間の長い1級に絞りました。
表だけでは分かりづらいと思うので、比較した結果のTOEICのメリットを順番に見ていきます。
紙で受ける事が出来る
受けてみると分かりますがテスト中に目が疲れにくいというのはかなり有難い要素。
例えばTOEFLはパソコンと向かい合って、長文読解やライティングをしなければいけません。
後半に疲れてきた時に、かなり集中力にが落ちるので、TOEICはその点、紙だけで良い分、楽にパフォーマンスを発揮しやすいです。
半日もかからない
拘束時間もかなり大事。
他のテストと比べて試験期間が短くて済むので、サクッと受けられるのがTOEICの良い所です。
他よりは安い
TOEICの値段は、他の英語テストと比べて文字通り、桁違いに安いです。
留学にIELTSやTOEFLが必要などという場合以外には、まずはTOEICを受けると良いでしょう。
特に、初めて英語テストを受ける人は気軽に試せる方が良いと思うのでTOEICがオススメです。
受験タイミングが合いやすい
特に忙しい方は、予定を合わせづらかったり、勉強の時間を取るのが大変だと思います。
その点、ほぼ毎月全国でやっているTOEICはかなり受験しやすいです。
ライティング・スピーキングが苦手でもOK
これもかなり有難い。
IELTSなど他のテストと比較すると、スピーキングもライティングもありません。(それはそれでそれ用のTOEICがあります。)
ライティングやスピーキングなど、クリエイティブに英語をアウトプットするのがまだ苦手な人でも、しっかり点数を叩き出す事が出来ます。
英会話力よりも、就活などに早く証明できる何かが欲しい場合はTOEICが楽でしょう。
一方でリスニングからは逃げられないので、苦手な方は下の記事で簡単な練習方法を見ておきましょう。
TOEICを受けるべき人
まとめです。以下の特徴に1つでも当てはまる人は、ぜひTOEICを受けてみて下さい。
・就活が不安
・英語力の証明が欲しい
・誇れる何かが欲しい
・楽に、安く英語の資格を取りたい
TOEICを受けるなら明確な目標を持つ
最後にアドバイスがあります。
何も考えずに受験するのではなく、「いつ、どれくらいのスコアを取る」という明確な目標を持ちましょう。
その方が、モチベも続く上に対策が簡単になります。
そのためには、自分の今の実力を知っておく事が必要。
自分の今の実力や、TOEICの最新の問題形式を見ておくためには、下のような公式の過去問がオススメです。
継続が重要
目標が何点であれ、一日10分でも継続して勉強する事が最も大切です。
実際私も、電車で単語帳を見るなど空き時間を使って小分けにして勉強する事で、長時間勉強しないで済む工夫をした所、良い結果が出ました。
ただ、中にはコツコツ勉強を続けるのが苦手な方もいると思います。
そんな方のために、勉強を継続するためのコツは下の記事で解説しているのでチェックして見て下さい。