英単語の効率的な暗記方法を6つ解説!進め方や英検1級レベルの難しい単語の楽な覚え方も伝授。

英単語の暗記方法のサムネ

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Taiga

英会話講師 / TOEIC975・英検1級・CAE・TOEFL iBT 104・TESOL / 青山学院⇨立教大学 大学院 / 専攻は第二言語習得・英語教育

今回は、英単語の暗記方法を解説します。

覚えられないという人は、コツを知らないだけなので焦る必要は無く、コツさえ掴めばテストで高得点取得や英会話習得が可能です。

TOEICの受験結果

私が英会話の訓練やTOEIC・英検1級の勉強でうまくいった複数の方法を参考に、自分に合うものを選んで下さい。

最後にはオススメの単語帳も3つ紹介します!

①接触を増やし長期記憶に

記憶には、短期記憶と長期記憶があります。簡単に言うと、

短期記憶とは、テストの直前に一気に覚えるけど、終わった瞬間に忘れてしまうような浅いレベルの記憶の事。

長期記憶とは、私達が自分の名前を忘れないように、脳にしっかり定着していていつでも簡単に引き出せる状態の記憶の事です。

単語の暗記では、単語という情報を短期記憶ではなく、いかに長期記憶に移すかがカギとなります。

必ず24時間以内にもう一度見る

英単語の暗記方法:復習の進め方

初めて学んだ単語は、また24時間以内に目にする事で長期記憶に移りやすくなります。

Taiga

なので単語は、長期記憶に移るまでは「連日で」復習し続けましょう。

長期記憶に移るというのは、「がんばらなくてもスラッと単語や単語の意味が答えられる」状態になったら、一旦成功したといえます。(後は1週間に1回くらいの復習でさらに脳に浸透させる)

1日8時間勉強して次の日なにもしないより、毎日30分を2週間続けた方が、圧倒的に単語を暗記しやすいです!

個人差を超えるのが大事

しかし、この、短期記憶から長期記憶に移るまでに必要な接触回数が人によって異なるのが難しさの秘密。

多くの英語学習者が単語学習で挫折してしまうのは、それを途中で諦めてしまい勉強をやめてしまうからです。

諦めない限り必ず覚えられるので、「接触回数」を可能な限り増やすのが大切です。

接触回数を増やして単語を暗記する方法

自分がどうしても覚えられない単語ってあると思います。

例えば、単語帳で赤シートで隠して毎回それだけ分からないような単語や、英会話で出てこなくて何回も調べてしまう単語。

そういう英単語は、自分が嫌でも目にする場所におく事で覚えられます。

私の場合は、中々覚えられなかった単語、penitent「悔い改めた〜」等を以下の場所に書きました。

・自分のラインのひとこと
・スマホの待ち受け画面
・朝起きた時に目に入る場所

Taiga

こうする事で、たった3日でその単語の意味がスラッと答えられるようになりました。

その後、また他の覚えづらい単語に待ち受けやLINEのひとことを変えるという事にすると、一ヶ月後にはもう苦手な30単語マスターしていました。

もちろんよく目にする場所は人それぞれなので、他にも本のしおりやゲーム機、お菓子の箱など何でも良いので試してみて下さい。

②思いついた補足情報をメモする

TOEIC975r点、英検一級の一次を8割超え合格した経験から言います。

単語と訳だけでなく、自分が既に知っている事とも結びつけて覚えると、何倍も簡単に記憶に残りやすいです。

例えば私はreplete「豊富な」という単語を覚える時、この戦略を使いました。

Taiga

具体的にはdeplete「使い切る」という単語と関連付けました。

英単語の暗記方法:記憶を補足する情報を探す

メモなので字が汚いですが、「depleteで使い切ったとこにreでもう一回」とメモっています。

つまり、「もう一度」の意味を持つ”re”、(restartなど)がある事で、depleteで使い切った後にもう一度何かを補給したから、今は豊富なんだという覚え方をしたのです。

これはあくまで例であって、英語に関わらず自分の知識から無限の引き出しを持ち、思いついたらメモする事が大切です。

ダジャレも有効

例えば私はarchitecture「建築」を、「アー!ゴジラが街にキテ、建築がクチャーと覚えました。

このように、自分で好きなように物語や関連する事柄を用意する事で、印象深くなるので単語が暗記しやすくなります。

③アウトプット先行で単語を暗記

単語帳を毎日開いても、知らない単語が多すぎてやる気にならないという方は、すぐに単語帳をやめて下さい。

そんな方は、恐らくまだ自分の中に「単語帳を見た時に心が折れないために必要な単語数」が無いのだと思います。

その基礎力を付けるには、まず英語を話す・書くのアウトプット先行の学び方をしましょう。

話しみて言えない単語をメモ

アウトプットからの英単語の暗記方法

「例えば、一日あった事や今の気持ちを英語で言おうとした時に、「これ英語でなんて言うんだ?」となる言葉があるはずです。

それをメモや、スクショで残しておいて毎日復習➕またアウトプットから知らない単語探しをする事でかなり基本的な語彙力が身につきます。

Taiga

例えば私のようにスクショした英単語を1つのフォルダに入れて復習するのもオススメです。

続きやすい英語の勉強方法:後出し勉強

このやり方の最大のメリットは、自分が「言いたい」と思った事を自発的に調べているため、「これやって何になるの」という病みモードになりづらい事です。

結果、継続しやすく、確実に力になります。

④誰かに教えている感じで1人語りする

人に教えると、自分の理解度を確認できる上、記憶に定着しやすくなります。

これは実際に脳科学で証明されているようです。

テスト前に友達と問題を出し合うと覚えやすくなるのもこれに似ています。

エア授業での英単語の暗記方法

なので、単語の覚え方や意味を誰かに説明するように自分でエア授業をすると良いですよ。

⑤あり得ない単語の組み合わせでフレーズ作り

これは私がやってみて、良かったなと思う覚え方です。

Taiga

絶対に組み合わされなそうな単語でフレーズを作る事でインパクトを強めます。

そうする事で記憶が残りやすくなりますし、「これと合わない単語という事はこういう系の意味か」と、複数の単語を同時に暗記出来るのが強いです。

例えば私はprerogative「特権」という単語を覚えるために

repulsive prerogative

というのを一時期ラインのひとことにしていました。

直訳すると「極めて不快な特権」となり、特権を得る人からすると不快な事など普通は無いので、インパクトが強くなり、逆に覚えやすくなりました。

このように、自分で遊び半分で意味不明なフレーズを作って、印象に残るように工夫するという戦略もあります。

⑥英検一級など難易度の高い単語の暗記方法

最後に、テストや資料解読のための難しい単語の覚え方です。

例えば英検1級のリーディングでは、日本人にとってかなり難易度の高い単語が大量に出てくるので、単語学習が合格のために一番大事になります。

私が、英検一級の一次試験に初受験で受かった時にやっていた方法を4つ伝授します。

<結果>

英検一級の一次合格証明

①ポジティブかネガティブかで覚える

あまりに覚えられない単語は、まずはその単語がポジティブな意味なのかネガティブな意味なのかだけを覚えるようにしましょう。

リーディングの対策なのだとしたら、時にはそれで意外と文章を読み取れてしまう事すらあります。

②似た意味・似た形の単語を探す

似た意味で似た形の単語を見つけたら、そのカテゴリーごとに他の紙にまとめましょう。

例えば、”ex”という文字が入る単語では「普通よりも上」みたいな意味になる事が多いです。

・extra : 追加・余分の
・exceptional : 格別の
・expensive : 高い
・extraordinary : 並外れた

このような事に気付けると、単語暗記がかなり楽になるので、ぜひアンテナを張ってください。

③くだけた日本語訳で覚える

難しい単語の和訳は普段使わないような日本語で書かれる事が多いですが、それだと覚えづらいので似た意味の簡単な日本語で覚えると良いです。

例えば、pageantは「華麗な行列」「野外劇」などと訳されている事が多いです。

Taiga

確かにその通りですが、これは「パレード」と覚えて大丈夫です。

このように、自分の頭でどういう意味かをくだいて簡単な日本語で覚えるとかなり簡単に暗記出来ます。

④難しい単語を覚えるモチベを保つ

そして最後に一番大事なのは、モチベをいかに保つかという所。

「英検1級とかの難しい単語はどうせ使わないからやる意味ないよ」と考える人もいますし、そういった情報に流されて止めそうにになる事もあると思います。

しかし実際は、ネイティヴにとって英検1級の単語などごく普通の単語であり、洋書を読んだり海外のニュースを見ていると、大量に出てきて、むしろその単語だけでは足りないくらいです。

Taiga

語彙力を伸ばしていく事は意味のある事。それを忘れずにモチベを保ちましょう。

紹介した方法でも、やる気がどうしても続かないという時は、以下の記事で「英語を学ぶメリット」をもう一度、覚えておくとモチベが回復します。

暗記にオススメの単語帳

最後に、自分が使って一番良かった、暗記にオススメの単語帳を3つ紹介します。

①TOEIC金フレ


これ1冊にある単語を全て英日で訳せるように覚えれば、TOEICで高得点を取れます。

Taiga

私は、最初に受験した時、これ1冊で過去問なしで940取れました。

嬉しいのが、単語数が1000と少ない分、1単語ごとに解説が丁寧な上、モチベが続きやすい事です。

初めての単語帳では、出来るだけ単語数が少なくて、解説が詳しい物を選ぶのが鉄則。

この記事で紹介した暗記方法と合わせれば、簡単にTOEICのスコアを上げる事に貢献してくれます。

②キクタン

キクタンのメリットは、テスト対策の単語帳では無いので、偏りなく語彙力をつけられるという所。

日常的な会話に必要な単語が集中的にカバーされているので、コミュニケーションでの語彙力を伸ばしたい方は間違いなくこれです。

また、音声機能がありリスニングの練習はもちろん、シャドーイングをしてスピーキングの練習になるのも強みだと思いました。

③上級者は英英辞書

既にTOEICで900以上、英検準1級以上を持っていた方は、英英辞書で自分の知らない単語をカバーする事をオススメします。

あまりに大きい辞書だと持ち歩けない上、知らない単語が多すぎて気持ちが続かないので、下の、軽めの英英辞書がベスト。

実際に私も使ってみて、これのお陰で英検1級の勉強が楽になった上、会話での語彙の幅も格段に増えました。

上級者にとって有効なのは、最初に知らない単語で重要そうな物、使ってみたい物に丸をつけて、その単語を暗記していく方法です。

英語で周りに負けたくない人や、さらに上を目指したい人はぜひトライして下さい!

最後に、英単語と同時に進めるべき文法・4技能の勉強方法を1ページで学べるモンスター級の記事を共有して終わります。