Taiga
最新記事 by Taiga (全て見る)
- 【注意】なぜWhite Houseはwhiteにアクセント?名詞句と複合語の区別の秘密。 - 2022年4月22日
- TOEFL iBTのライティング90,100を目指す方向けの解答例 ~スコア104の講師が全文アップ~ - 2022年3月26日
- 英語講師Taigaの英会話レッスンは人気?口コミ・メリット・料金・内容を簡潔にまとめてみた。 - 2022年3月19日
英語が出てこないという悩みは多くの日本人が抱えていると思います。
筆記テストやリスニングは得意で、時間をかけて文章を書く事が出来ても英会話は別物。
“流動的”である会話のスピード感の中でスッと思った事を英語に変換出来るようになるために、以下の5つを実践して下さい。
①何でも良いから言ってみる
英語が出てこない原因は、英語力が無いせいでも頭の回転が遅いせいでもなく、精神的障壁のせいである事が多いです。
実は最も大事な事は、ミスを恐れず、思いついた単語を直感に従って並び替えて文にする、間違える勇気です。
ミスを気にする事は言語学習の邪魔
日本人は特に、文法重視の英語学習と真面目な性格により完璧に話そうとしてしまう傾向があります。
その真面目さは、仕事では大きな強みですが言語学習では、あるレベルまでは邪魔になってしまいます。
完璧に文を作ろうとして言葉が出てこないと、ミスを恐れずどんどん発言する人よりも練習量が少なくなるからです。
グチャグチャでも伝わる&可愛い
例えば「私歩く明日学校」と言われても、確かに語順はぐちゃぐちゃですが、明日学校に、もしくは学校で歩く事は分かります。
Taiga
これは英語でも同じで”I will walk to school tomorrow.”と言えず、“school, I walk tomorrow”と言ったとしても何となく伝わるし可愛いです。
そうして間違えると、相手が”Oh, You will walk to school tomorrow?”と確認or修正してくれるので、そこで覚えれば良いのです。
最初から完璧を目指さず、人との会話は間違えて正解を知るための”助走”だと思って下さい。
②言いたい日本語を簡単にする
日本語は、敬語・漢字のせいで英語で言う事が難しくなっている場合が多いです。
例えば、
「秀逸」は要するに「とても良い」なので”very good”で良い。
「手紙をいただく」は要するに「手紙を貰う」なので”receive a letter”で良い。
結果、
「手紙をいただきました。とても秀逸でした。」はI received a letter. It was very good.”でOKです。
というように、英語に訳しやすいように簡単な日本語で考えると、スッと出てきて流暢に話せるようになりやすくなります。
もちろん絶妙なニュアンスを伝えたい場合もあると思うのですが、それは会話が終わってから調べるか、次に疑問に思った時に調べるのでも遅くないです。
③ひとまずFillersを使う
Fillは「埋める」、Fillersとは行間を”埋める”ための繋ぎ言葉の事です。
日本語でいう、「えっと」「うーん」「どうだろ」「なんて言お」「ちょっと待ってください」などが当たります。
Taiga
いくつか紹介しておきます。
・ほら : You know
・~的な : like ~
・どうだろ : Let me see
・なんて言お : How can I say
・ちょっと待って下さい : Wait a minute
代表的な繋ぎ言葉である、”I mean”、”You know”、”Like”の3つの使い分けは下の記事の後半で説明しています。
将来的には乱用は注意
上級者になると、あまりFillersを使用するとおバカな印象になってしまいますが、初心者の間はむしろ頑張って話しているなという良い印象になります!
ひとまず、言葉に詰まらなくなるまでは使い、将来的には卒業するつもりでいましょう。
例えば私は、ネイティヴのアドバイスの元、英検1級の面接ではFillersを完全封印する事で一発合格しました。
④言えなかった事をそのままにしない
会話中に「これ言いたいのに言えない」と思った事は、そのままにせず後ででも必ず調べましょう。
そしてそれをノートやスマホ/PCのメモに残しておいて、毎日10分ずつでも良いので復習する時間を作りましょう。
さらに次に英語で話す時に、前回言えなかった事や新たに学んだ表現を意識的に使うようにすると定着しやすいです。
オンラインレッスンとの相性良し
ちなみにオンライン英会話レッスンであれば、レッスン中に英語に訳せない事を紙でメモっておいて終了後に調べる事が出来ます。
実際に会っての会話だとメモをしづらい事もあると思うので、下の記事を参考にオンライン英会話の無料体験をしてみるのも手でしょう。
⑤1人で事前にイメトレする
日本に住んでいる多くの方は、英語で人と話せる時間は限られていると思います。
そこで大事になるのが、いかに1人の時間に英語を話す/英語の準備をするかです。
私の場合は、自分の仕事や最近あった事など身近な話題を話す”ネタ張”を作り、それを見ずに言えるようになるまで練習しました。
Taiga
他にも、私が日本にいながら独学で英語を話せるようになった練習方法が6つあるので、下の記事でチェックして下さいね。