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英単語の中には難しくて中々覚えられない物があると思います。
そこで、この記事では単語が覚えやすくなるだけでなく使いこなせるようになる方法を紹介します。
この記事で説明する覚え方のコツは、熟語を覚えるのにももちろん使えますし、英語に限らず難しい日本語や他の言語にも応用出来ます。
どの単語が覚えづらいかの理解が前提
この記事は、初心者向けではなく、既に英語で簡単なコミュニケーションを取れる中級者以上向けです。
まず前提として、育った環境や趣味趣向などの影響で、人によって覚えやすい単語・覚えづらい単語に違いがあります。
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この記事では、覚えるための工夫に重点を置くため、自分にとって難しい単語がどれか分かっている事を前提に覚えるコツを説明します。
もしも、何が覚えられていないかすらあやふやな場合は、まずは下の記事を参考に単語学習をし、
・覚えづらい単語をノートやメモ機能にまとめる
・自分の単語リストや単語帳の中で覚えづらいものに印
といった、準備をすると自分のすべき事がより明確になります。
①自分独自のストーリーを作る
1つ目のコツは、覚えづらい単語を使って自分のオリジナルの例文を作る事です。
例文は、つまらない物でなくふざけても良いので、自分の身に起こりそうな状況のストーリーにすると実践に活かしやすいです。
特に、複数の覚えづらい単語を1つの物語に組み込む事で、より効率的に単語が覚えられるようになります。
複数の単語・表現をミックスする
例えば以下3つは英検1級レベルの難しい単語です。
・pedantic 学者ぶった
・magnificent 壮大な・見事な
この3つの単語が中々、覚えられなかったとしましょう。
なんでも良いのでこれらを以下のように、1つの物語に組み込みます。
ストーリーの例
Even though my boss gave me invigorating advice, I don’t like him because he is so pedantic sometimes. I think he believes his ideas are always magnificent.
(私の上司は元気が出るアドバイスをくれたけど、たまにとても学者ぶる時があるから好きじゃない。彼は自分の考えがいつも見事だと信じているんだと思う。)
これはあくまで例ですが、太字になっている3つの覚えたい単語を全て自然に使いました。
ストーリーは本当に何でも良いので、自分の想像力を使って自由に考えましょう。
複数の英単語を同時に覚えられる
本来ならinvigorating、pedantic、magnificentという3つの独立した、退屈な暗記作業でした。
しかし、それらを1つのストーリーに組みこんだ事で、1つの話を覚えるだけで自然と3つの単語を覚えられるようになりました。
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それは、物語になると印象に残りやすいからです。この方法であれば、それを英語学習にも応用出来ます。
自分ゴト出来るなので実践に使いやすい
オリジナルのストーリーを自分で作る時、自分がその単語を使う事をイメージする事で覚えやすくなります。
さらに、作ったストーリーを何度も練習すれば、単語帳や辞書のかたくて自分ゴト化しづらい例文よりも、実戦でスッと出てくるようになります。
②自分がよく目にする場所に単語を書く
英単語が覚えられない時の2つ目のコツは、その単語を目にする回数を増やす事です。
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長期記憶というのは、テストが終わったら忘れてしまう物ではなく、住所や名前のようにすぐに思い出せる長期的な記憶の事です。
待ち受け画像・LINEひとこと
スマホの待ち受けや、LINEのひとことに単語を書いておくと、勉強していない時でも自然に目に入るのでオススメです。
【私の少し前の待ち受け⬇︎】
机の上のメモ帳
これは私は3年くらいやっていて、勉強や仕事の合間に一瞬で確認出来るのでかなりオススメです。
自分が一番よく使う机の上に、メモ帳を置きます。
そのメモ帳の一番上のページに最新の覚えづらい英単語を書いて、覚えた時期にページをめくって次を書くというのもやっています。
本のしおり
本を紙で読む方は、しおりをメモ紙にして、それに覚えられない単語と意味、例文を書くのも良いでしょう。
壁
これは私はやった事はないですが、壁に白い紙を貼りまくって、覚えづらい英単語に囲まれて生活するのも効果がありそうです。
正気を保てるかは保証しません。
アラームの名前
朝起きるためのスマホのアラーム機能に、名前を設定出来ますよね。
その名前に、覚えづらい英単語とその意味を書いておくと、朝起きた瞬間に無意識に目に入ります。
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また①の方法と合わせて、目にした時に自分独自のストーリーを思い出す(新しい物をその時に作っても良い)訓練をすると、さらに効果的です。
例えば、”invigorating (元気づけるような)” というメモを見て、”My boss gave me invigorating advice, but,,,,”と思い出す訓練をしましょう。
移動・隙間の時間を使う
単語は復習する数が多ければ多いほど定着します。
少しボーッとしている時間や暇な瞬間に、3秒ずつでも単語を目にするだけで、覚えられるかどうかの別れ目になります。
下の記事で具体的に、いかに移動時間や隙間時間を活かすべきかを解説しています。
【番外編】英会話練習で事前に使う単語を決める
以上2つを実践すると、かなり覚えやすくなり実際に英語を話す時にスッと出てきやすくなります。
しかし本当に使いこなせるようになりたい表現に関しては、何度も会話で使わないといけません。
私は、そのためにもオンライン英会話や英語で友人と話す時、「今日はこの単語を使って話そう」と決めて取り組んでいます。
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時として、通じなかったり指摘してもらって間違った使い方だった事が分かるのも良い気付きです。
オンライン英会話は試さないと損
そういった意味でも、定期的に英語を話せる環境があるというのは必須。
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下の記事で、オンライン英会話について詳しく説明しているので、不安や疑問がある人は確認して下さい。