【前編】英語の勉強方法の全て丸わかり。留学しないで全技能を極めた論理的プロセス

英語の勉強方法サムネ

The following two tabs change content below.

Taiga

英語講師 / TOEIC975・英検1級・CAE・TOEFL iBT 104・TESOL / 青学 英米文学科⇨立教 異コミュ研究科 / 英語教育学専攻 / 語彙習得を研究中

英語の勉強方法を前編・後編に分けて包括的に説明します。

特に気になる分野がある方は以下の目次をクリックして、ワープして下さい。

<全体の内容>

①モチベ維持方法

②非効率な勉強方法

③英語勉強の全体像

④文法の勉強方法

⑤単語の勉強方法

<以降、後編へ>

⑥リスニング

⑦スピーキング

⑧リーディング

⑨ライティング

⑩TOEIC

⑥以降の、4技能の伸ばし方とTOEIC対策の方法を見たい場合は、真下のリンクから後編に飛んで下さい。

英語勉強方法で大事なのはモチベ維持法

英語の勉強方法を説明していく前に、一番大切なモチベーションの維持方法4つを解説します。

モチベーション、即ちやる気が続かなければ勉強法を知っていても何の意味も無いので必ず読んでください。

①英語勉強のメリットをメモ

英語勉強方法:メリットをメモしてモチベ維持

まず最初に、自分はなぜ英語を勉強したいのかを考え、英語勉強による自分にとってのメリットを書き出しましょう。

Taiga

紙でもデジタルでも、出来るだけ多くを漏れなく被りなく書いていきます。

そしてその内の最も自分にとって大切な3つを自分がよく目にする場所いくつかに書いておくと、ふとした時にモチベーションを復活させる事が出来ます。

例えば私は英語のメリット18の記事で共有している事に書いてある内の3つを「スマホの待ち受け」「日記の最初のページ」「ベッドの横のメモ帳」に書いていました。

②結果と行動の目標を決める

結果の目標は、「TOEICで800点を取る」「英語で趣味の話を出来るようにする」など、数字ベースの目標や自分のなりたい姿の事です。

Taiga

これは、いつまでに達成させるというデッドラインを自分で決めるとさらに効果的です。

しかし結果の目標だけだと、上手くいかない時に心が折れやすくなる上、日々何をすれば良いかがぼやけます。

そこで、行動の目標を決めます。

行動の目標は「毎日10単語覚える」「1日10分英語で話す時間を作る」などのこまかなtodoの事です。

英語勉強方法:結果と行動

行動の目標があれば、仮に結果の目標を達成出来なかったとしても1日の行動目標を達成した自分を褒める事が出来て、やる気が続きやすいです。

具体的に何をやるかは、この記事で紹介する勉強法を参考にしていただければと思います。

③メディアに左右されない

ここでのメディアの定義ですがTV、youtube、SNSなどあらゆる情報インプットのプラットフォームをそう呼ばせて下さい。

現代社会では情報過多によりメディアの何を信じれば良いか分からず、勉強法もありすぎて結局どれも中途半端になるという事が多いです。

その影響でモチベが落ちるくらいなら、自分の好きなやり方・ペースで行うのが一番です。

英語勉強方法:メディアを無視してモチベを維持

また、他の人のネガティブな言葉や遊んでいる姿に流されて、勉強から遠ざかる事もあると思います。

Taiga

私もメディアに影響を受けやすいタイプだったので、あえてSNSを一旦全消しした事もあります。

そうする事で本当に自分に合う勉強法や生き方が見えてくるので、考えや行動の指針がクリアになり、そのお陰でTOEICで975点という結果も出せました。

情報が多すぎる世の中だからこそ、聞かない耳を持つというのもモチベ維持のために大事です。

④疲れたら休憩

そして無理をしないというのも大事です。

これは真面目な人ほどハマってしまいやすいですが、頑張りすぎて英語が嫌いになったら勿体ないです。

楽しめるように、疲れたら10分だけ休憩するなどメリハリを持って取り組むのもモチベ維持のために大事です。

英語が大嫌いな人へ

その場合は「30分勉強したら30分好きなアニメを見よう」のように自分にご褒美を上げると良いです。

英語勉強方法:モチベはご褒美で維持

私は逆に数学が嫌いだったので、数学を30分勉強したら英語を30分勉強しようという変態的なご褒美システムを作って頑張りました。

これら4つのポイントを実践しても英語の勉強のモチベが続かない方は、そんな方のためだけの気楽に出来る英語勉強方法を下の記事で説明しています!

時間とお金を無駄にする英語勉強法

英語勉強方法:後悔する3つの勉強

いよいよ具体的に勉強法について説明します。

まずは日本人がやりがちな、本当はあまり意味が無い英語勉強法3つをを確認しておきましょう。

①全く話せない状態で留学

留学は、ある英語が話せる状態でいかないと膨大な費用と時間を無駄にする事になります。

現地の英語での他教科の授業を本質から理解出来ず、友達も作れず、結局日本人とつるんで何も成長しないで帰ってくる人がかなり多いです。

もちろん、全員がそうではありませんが、自分に厳しい人以外は英語が少しは話せる状態で留学しないとそのリスクが高まります。

Taiga

英語力0で海外移住する人もいますが、それは期間が決まっていないから出来る事。

留学のように終わりが決まっていて時間が限られている場合は同じ時間で最大限の効果を発揮させるために基礎を固めてからにするべきです。

②ただ英語を聞き流す

聞き流すだけで英語が話せるようになるというのは100%嘘です。

Taiga

英語で「聞く」にはhearとlistenがありますよね。

前者が無意識に耳に入ってくる事で後者が意識的に聞く事です。

listening skillは後者のlistenの方、つまり意識的に聞くという事によって鍛えらます。

③いきなり英会話スクール

天才で無い限り、基礎が出来ていない状態で英会話スクールを始めても十分な効果を得られないまま、終わります。

なぜなら基本的な語彙や文法、4技能が揃っていないと英語での会話はストレスでしか無いからです。

まずはこの記事で説明する方法で基礎を固めて、それから運用(実際のコミュニケーション)に移ります。

英語の勉強法は4技能と3つの核で考える

英語勉強法:4技能と2つの土台

英語にはリスニング(聞く)・スピーキング(話す)・リーディング(読む)・ライティング(書く)の4つの技能があります。

Taiga

そしてその4つ全ての土台となっているのが、文法と語彙です。

なぜなら、文章の構造と単語の意味が理解出来なければ、聞こえても理解出来ず、自分で文を作る事も出来ません。

全て同時に行う

そしてそれぞれの技能のバランスが均等に取れて、全ての技能をあらゆる状況で実用出来るようになった時、英語をマスターしたと言えます。

Taiga

何か1つでも欠けると、他の技能も足を引っ張られ成長が止まります。

なので同時に勉強する事が大事なので、まずは4技能の土台である文法と語彙の習得方法から見ていきましょう。

土台①英語文法の勉強方法

文法は「型を知る➡︎例文を見る➡︎使ってみる➡︎復習する」の順番を繰り返して定着させます。

しかし大学受験の長文に出てくる特別な文法やこまかな単語用法は後回しで良く、中学3年間に習う文法を思い出すだけで十分です。

中学英語だけで十分

実は英語は、歴史の中で色々な言語を取り入れて出来上がったミックス言語です。

英語の勉強方法:中学英語だけで十分な理由

グラフの通りフランス語からの借用が多く、実は最初から英語だった言葉(真の英語)の割合は30%ほどなのです。

元々はそれが1つの言語だった訳ですから、その真の英語だけで、英語でコミュニケーションが取れます。

Taiga

そしてその真の英語と中学英語がほぼイコールなので単語も文法も中学英語で十分という事です。

しかし逆にシャドーイングなどの基礎勉強も、中学英語が出来ていないと効果半減するので、土台は超重要です。

英語が本当に苦手で何をすれば良いか分からない人は以下の教材から始めて下さい。

オススメの教材

「型を知る➡︎例文を見る➡︎使ってみる➡︎復習する」で定着させるのに向いているのが以下3つの教材です。

①くもんの中学英文法

この参考書は中学3年間の知識を理解しやすい順番でまとめなおしてくれているので、穴がなく、解説も丁寧で続けやすいです。

オススメ度:★★★☆☆

Taiga

とにかく中学校で習った事だけをやりたいという場合には、一番オススメです。

問題があまり収録されていないので「使ってみる」のプロセスのためには問題集も合わせて使うと良いでしょう。

②1億人の英文法


続いて、将来的にネイティヴレベルで英語を話せるようになりたい場合はこの本がオススメです。

中学で習う英文法にプラスアルファで英会話ならではの発想やイラスト・イメージでの英語の捉え方など、学校では習わないポイントが鮮明に凝縮されています。

例えばcanは中学で「〜出来る」と習いますがYou can use mine.(私の使っても良いよ)の許可のcanなど、英会話ならではの用法も学べるという事です。

結構大きめの本ですが、これ1冊でも英語の理解が体系的に強化されるので初心者にも上級者にもかなりオススメです。

オススメ度:★★★★☆

③Grammar in use

ケンブリッジ大学出版、世界中で「文法書のバイブル」と呼ばれる最強の教材です。

以下のように、全て英語での説明なので、ネイティヴが習うのと全く同じようにイメージで英語を掴む事が出来ます。

英語の勉強方法:世界最高の文法書

この教材の最大の魅力は日本の学校で習う文法とネイティヴが習う本当の文法の違いを知り、実戦で使いやすく学び直す事が出来る点です。

例えばI willとI’m going toは同じだと習った人が多いと思いますが、実際は大きな違いがあります。

Taiga

私も未だに毎日これを読んでから寝ている、まさに英語学習のバイブルです。

構成も「説明と図解➡︎練習問題」の繰り返しで1章2ページで進んでいくので、楽しく少しずつ継続出来ます。

英語の高みを目指す人で使った事が無い人はいないと言っていい、登竜門的な教材なので是非1冊持っておきましょう。

オススメ度:★★★★★

Grammar in Useの他のレベルや種類の物については別の記事で詳しく説明しています。

少し言及したI’m going toとI willの使い分けについて興味がある人は下の記事で説明しているのでチェックして下さい!

土台②英語語彙の勉強方法

語彙力、即ち使いこなせる単語の数を増やすには、忍耐と継続力がとても大切です。

単語帳を1冊制覇する

そのため、時間はかかっても良いので1冊の単語帳を制覇する事がオススメです。

そうすると自信にも繋がる上、毎日確認する本が出来るので勉強の習慣も作れます。

Taiga

単語帳での勉強方法は「10単語新しく暗記・10単語前日のを復習する」を毎日繰り返します。

そうする事で、24時間以内に復習する習慣が出来て長期記憶に止まりやすくなります。

オススメの単語帳はずばり、キクタンbasic【4000語】です。

このキクタンは、ビジネスでも使えるような単語が多い事と、TOEICなどの特定の英語テストに偏っていないバランスが魅力です。(誤って他のキクタンを買わないように注意)

しかしもし時間をかけたくない時は、1000単語のみ収録のTOEICの金フレーズなど収録語数が少ない単語帳を選び、その分何度も復習する方法もオススメです。

どうしても単語帳が嫌な場合

私もそうでしたが、単語帳での勉強は「この単語本当に使う?」という疑念が生まれやすく、やる気が削がれる事が多いです。

Taiga

単語帳学習が嫌な人は、アウトプット先行の単語勉強がオススメです。

自分が本当に必要だと思って調べた単語に絞って勉強する戦略の事で、詳しくは下の記事で説明しています。

英語を実用するために必要なのが4技能

ここまで説明した、語彙力・文法の知識は序盤で説明した通り英語力の土台です。

それを実際に駆使して英語を自由に使うには、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を向上させないといけません。

そのための勉強方法は、後編で説明しています!