【TOEIC目標別】リスニングの勉強方法。楽しく耳を鍛える練習を英会話講師がレベル別に伝授!

英語・TOEICリスニングの勉強方法サムネ

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Taiga

英語講師 / TOEIC975・英検1級・CAE・TOEFL iBT 104・TESOL / 青学 英米文学科⇨立教 異コミュ研究科 / 英語教育学専攻 / 語彙習得を研究中

TOEICのリスニングが苦手だったり英語が聞き取れなくて悔しい思いをしている方は多いと思います。

私もその1人でしたが、ある訓練を続ける事で聞き取れるようになり、
TOEICのリスニングでは、3回連続、合計4回満点(495)を獲得しています。

TOEICでリスニング満点を4回取った証拠画像

そんな私が今回は、皆さんの目標ごとに、簡単に聞き取れるようになる練習を紹介します。

レベルの昇順で説明するので、TOEIC800点より上、ビジネスレベルを狙っていて時間が無い人はコチラを押すと先に進めます。

TOEICはリスニングの勉強に時間をかけるべき

TOEICの仕組みの記事でも説明した通り、TOEICはリーディングよりもリスニングの方が簡単にスコアが上がりやすいです。

Taiga

また、TOEICはリスニング、リーディングの順番で休みなしに受験しますよね。

なので、リスニングが得意になればなるほど、体力の消耗が減るのでその後のリーディングでもパフォーマンスが上がるのです。

そこで、この記事ではTOEICの目標スコア別でやるべきリスニング練習方法を明確に説明するので、最後まで見て下さい!

もしも、リスニングは既に出来るのでリーディングを伸ばしたいという方には、下の記事がぴったりです。

TOEICの教材の前段階の勉強方法が大事

TOEICなど英語リスニングの練習は教材が無くても出来る

最初に断言しますが、TOEICのリスニングで点数を上げたいからと言って、いきなり教材を買う必要はありません。

もちろん単語帳や過去問は重要ですが、まずはその前に基礎を作る事が大切です。

Taiga

私も教材を使わず、紹介する方法だけで940を獲得し、その後教材を使って975まで上げました。

しかし現実的な目安としては、TOEICを受験する2〜3か月前から、この記事の練習方法を始め、最後の1ヶ月だけは教材で問題傾向を調べる流れ。

目標別に、やるべき事をハッキリ伝えますので、この記事を参考に、焦らずだんだんレベルアップしていって下さい。

TOEIC600点を目指すリスニング勉強方法

達成後イメージ:洋楽が5割聞き取れる
目標を狙える人:全員

1日30分、日本語字幕付きで英語を聞く

TOEICなど英語初心者のリスニング練習には日本語字幕も有効

「聞く」というのは、ただ流すのではなく、なんと言っているのか分かるように100%の集中で聞くという事。

Taiga

聞き流すだけでは、ほとんどリスニングの練習にはなりません。

逆にしっかり集中して聞く週間を身につければ、必ず耳は簡単に鍛えられます。

そして具体的には、自分が既に詳しい内容の動画や音楽を、字幕付きで見ると良いです。

詳しいトピックがリスニングの練習に良い訳

予備知識がある事によって、聞き取りやすくり、モチベーションが続きやすいからです。

耳を鍛える上で一番大事なのは、続ける事ですので、嫌にならずモチベーションを続けるための工夫はとても大切です。

そしてもう1つ重要なのは、「発見を楽しむ事」

TOEICなど英語のリスニング練習は発見を楽しもう

この単語、前にも聞いたな。この音の時はこういう意味なのか、と発見する事で、
知的好奇心が湧いて楽しくなりますし、リスニングにだけでない総合的な英語力の底上げにつながります。

これを最低でも2週間は続けると、だいぶ耳が英語に慣れてくるので、その後で仕上げにTOEICの過去問を解いて、リスニングの問題に慣れたら完璧です。

過去問はYoutubeなどにも上がっていますが、本番と同じ環境で紙ベースでやった方が、受験当日にテンパらないで済むので、下の公式過去問を見ておくと良いでしょう。

TOEIC700点を目指すリスニング勉強方法

達成後イメージ:日常会話が出来る

目標を狙える人:中学英語はOK、TOEIC550以上

日常会話レベルを目指す方にとって大事な練習方法は2つ。

1つめが、シャドーイング。
そして2つめがノイズを減らすための語彙訓練です。

シャドーイングはリスニング上達しやすい

リスニング練習シャドーイングのメリット

シャドーイングとは、聞いた直後に真似して読んでいく事。

カエルの歌の合唱のような感じです。

シャドーとはshadow(影)なので、影が本体を追いかけるように、離されないようにリピートするという事です。

上級者は、原稿を見ずにやるべきですが、この目標を狙う人はまだ文字を見ながらで大丈夫です。

「聞かなきゃ」という危機感が耳を覚醒させる

英語リスニング練習、シャドーイングのメリット説明

シャドーイングがリスニングの勉強方法として有効なのは、自分が真似するためには聞き取らなければいけないというプレッシャーを感じさせる事が出来るからです。

また、自分の口から発して耳で自分の声を聴く事により、「自分はこのスピードの英語についていけるんだ」と脳が勘違いしてくれる効果もあります。

Taiga

これらの心理的効果により、ただ聞くよりも効率的にリスニング練習が可能です。

さらにシャドーイングは、発音や英会話の練習や、英語の音声の繋がり方の勉強にもなるので、1石3鳥くらいある、やらなきゃ損な勉強方法です。

ただ、始めるタイミングや方法を誤ってしまうと効果が半減してしまうので、興味がある人は下の記事も確認しておくと安全だと思います。

英語のリスニングには語彙力も重要

TOEICに限らず、英語のリスニングで重要なのは「集中する事」。

しかし、知らない単語の割合が一定を超えると、無意識に「もう聞きたくない」と萎えてしまい、その後の集中力が落ちるんです。

Taiga

これを私は、「単語のノイズ化」と呼んでいます。

要するに知らない単語があるせいで、その後の本来なら聞き取れるはずの単語も聞き取れなくなってしまいます。

TOEICなど英語のリスニングには語彙力も鍛えないといけない

この現象を最小限に抑える事が出来れば、リスニングが得意になります。

そしてTOEIC700点を取るには、readingでも語彙力が必要になるので、リスニングと同時に単語の勉強もしておきましょう。

リスニングと同時に出来る無料の単語勉強

だからと言って、単語帳を買う必要はありません。

シャドーイングをしていて、「この単語知らない」と思ったら調べて、メモをしておくようにしましょう。

Taiga

私の場合、調べた単語をスクショし、英語用アルバムにまとめます。

リスニングと同時に語彙を増やす無料の勉強方法

これはお金もかからず、スマホ1つでどこでも復習のでおすすめの方法です。

しかし大事な事は調べっぱなしにせず、毎日、前日に調べた単語を確認する事。

24時間以内に再度目にするだけで、長期記憶に留める事が出来るので必ず行いましょう。

それが面倒な場合

それが面倒な場合は、TOEIC対策の単語帳を使って勉強すると、気が楽です。

Taiga

選ぶポイントとしては、「出来るだけ単語数が少ない事」

その方が、単語数が多いよりも嫌にならない上、1単語に時間をかけられるので身につきやすいです。

例えば、下の単語帳「金のフレーズ」は単語の数が少ない上、解説も丁寧で持ち運ぶ安いのでかなりオススメ。

TOEIC800点を目指すリスニング勉強方法

達成後イメージ:仕事で英語が使える
目標を狙える人:日常会話はOK、TOEIC650以上

TOEIC800点、つまりビジネスレベルの英語力には、聞き取れるだけでなく、脳内で英→日に翻訳するスピードが大事です。

つまり、英語を聞いた時に、それがそのまま物のイメージで脳に浮かぶ状態にするという事。

リスニングの練習前と後の状態の脳の動きの違い

Taiga

これが出来るようになることを私は、「英語脳の覚醒」と呼んでいます。

英語脳が覚醒するための練習方法は、

①毎日英語で話す時間を作る
②毎日英語字幕で英語を聞く

です。それぞれの詳細を説明します。

①1人英会話がリスニングに効く

英語で話す時間と言いましたが、無理に英会話スクールに通う必要は一切ありません。

むしろやるべきなのは、1人で1日やった事を英語で言ってみる事です。

英語リスニングの練習方法として一人英会話がオススメ

この練習方法によって、2言語間の脳内翻訳スピードが上がっていき、気づくとその時間が0秒になり、リスニングも瞬時に意味が理解出来るようになります。

これを続けているとある日、寝ている時の夢を英語で見るようになったり、不意に英語が出てくるようになって英語脳の覚醒を実感出来ます。

Taiga

それがリスニング力にもかなり効いてきます。

スピーキングの話になりますが、英会話スクールに通うつもりの人も、これを1週間続けてから始めるだけでもかなりスタートが楽になるでしょう。

声を出さなくてもOK

余裕があって、英語が好きな知人がいる場合はその方と英語で電話をするのも効果的です。

しかしリスニングのための練習としてやる文には、目的は英語と日本語の間での切り替えを速くする事。

恥ずかしい方は口に出さずに脳内で話すだけでも効果があります。

この練習方法の他にもスピーキングの訓練は、1人で出来る物が多いので、気になる方は一旦、下の記事を見てみて下さい!

②英語字幕だとリスニングもリーディングも覚醒

TOEICなど英語中級者のリスニング練習には英語字幕が有効

多くの方は、リスニングは日本語字幕付きか、字幕無しで見ていると思います。

Taiga

実は一番おすすめは英語の字幕付きで見る事です。

そうすると、字幕が消える前に文字を読もうとするので、リスニングだけでなくリーディングの速読力にも効果的になります。

また、字幕で正解を確認しながらリスニング出来るので、「この音の時はこう言っている」と学ぶ事で、効率的な勉強になります。

youtubeの外国人の動画でも、好きな海外ドラマでも何でも良いので、英語字幕で理解しながら、耳でも聞くようにして楽しく鑑賞して下さい。

英語の字幕無しリスニング練習方法のコツ

これを毎日、出来れば1時間続けて下さい。

Taiga

もしも時間が無い時は30分でも10分でも良いですから、とにかく信じて毎日続ける事が大事です。

はじめの内は慣れないと思いますが、本当に楽しめるコンテンツで続けて、疲れたら一旦休憩するのがポイントです。

TOEIC900点を目指すリスニング勉強方法

達成後イメージ:ドラマやニュースが聞き取れる

目標を狙える人:英語で楽しく話せる、TOEIC800以上

TOEICやTEDの英語が聞き取れるのに、海外ドラマやニュースだと聞き取れない。

これは結構あるあるで、これが克服出来るとTOEICでも900を余裕で超える事が出来ます。

これを克服したい方は、既に英語の基礎が出来ているので、やるべき事は明確。

それは以下の2つです。

①字幕なしで英語を毎日1時間以上聞く事
②音声変換の法則を覚える事

順番に説明します。

①字幕なしで英語を毎日1時間聞く事

TOEIC高得点を狙うには英語を字幕なしで聞く必要あり

Taiga

恐らく、英語音声の動画を見ていても、無意識に字幕を見てしまっています。

特に英語字幕があるだけで、内容を理解出来てしまうレベルの人の場合、字幕はリスニングの練習の邪魔です。

最初の内は字幕が無いと全然ついていけないと思いますので、字幕なしで見た後に、字幕ありでも見直して、答え合わせをする作業をします。

英語のリスニング勉強法には海外ドラマが良い

具体的におすすめな勉強方法は、

字幕なしで10分見る→10分戻して英語字幕ありで見る→どれくらい理解出来ていたかチェック→字幕なしで次の10分を見る

の繰り返しです。

1日1時間を字幕なし、1時間を確認の字幕あり、つまり合計2時間をこの訓練に使います。

これを3ヶ月続ければ、必ず自分の変化に驚くはずです。

Taiga

私も、これを続けてドラマの速いセリフが聞き取れた日は感動しました。

もしも、1日2時間も時間が取れないという方は、1時間でも、30分でも、10分でも良いので、とにかく毎日続ける事が大切です。

また、あまりに聞き取れない時は、見た事がある物でやってみると良いですよ。

②音声変化の法則を覚える事

海外ドラマやニュースが聞き取れない理由の1つが、ネイティヴではない人が聞く事を想定して作られていないからです。

(例えば一方で、TED talkでは、世界中の人が見る事を想定している物が多いため、ハッキリとした話し方になっています。)

Taiga

一方で、海外ドラマや映画はそうではないため、聞き取りにくい。
ここに文章

悪く言うと非ネイティヴ、特に英会話の機会が少ない日本人にとって不親切なんです。

その結果、ネイティヴが本気を出して・もしくは脱力してテキトーに話しているため、学校では習わない音声の変化が頻繁に起こります。

音声変化とは?

音声変化を簡単に説明すると、特定の文字の組み合わせによって、元々の発音から変化するというもの。

例えば
母音に挟まれたtはdの音になる
だからwaterはウォーターではなくウォーダーと聞こえる

こういったものを覚えてしまえば、こう聞こえたら本当はこう言っているんだなとすぐに理解出来るようになります。

音声変化を覚える英語のリスニング練習方法

この手の音声変化の種類は他にも数多くあるので、自分で聞きながら気づいたらメモして、どこかにまとめてみると良いと思います。

その結果、ネイティヴの本気の速い英語でも、聞き取れるようになっていきます。

音声変化を自分で研究するのが面倒だという人は、下の記事で私がまとめているので参考にして下さい。

過去問でとどめを刺す

ここまでやったら、後は過去問を2〜3周しておけば、満点(990)も狙えると思います。

過去問の場合は、公式が出している本を使うのが一番、点数に繋がるので、1冊だけでも持っておきましょう。

番外編:リスニングがネイティヴ並になる勉強方法

英語のリスニングを極める練習方法はアクセントに慣れる事

達成後イメージ:どの国のアクセントも聞き取れる

目標を狙える人:英語で冗談を言える、TOEIC900以上

英語は世界共通語です。

Taiga

よって、母国語によって、育った地域によって、癖によって、英語の発音が全然違います。

もしも世界で活躍したい、英語を本当に極めたいという方はそれらの、様々なアクセントもマスターする必要があります。

そのための練習方法は主に3つ。

①様々な国の方の英語の動画を見る
②オンライン英会話で多様な先生と会話
③ネイティヴではないが英語話者のいる国に旅行

②と③はお金がかかってしまうので、まずは手軽な①をやってみる事をおすすめします。

日本語でも、慣れれば方言が理解出来るようになるのと同じで、数聞けば、必ずアクセントに影響されず聞き取れる耳が鍛えられます。

Taiga

むしろ、日本語の方言は全く違う言葉になる事が多いので、それより簡単なほどです。

「人の話を聞く」事もリスニングの練習

これは、TOEICの目指す点に関わらず言える事ですが、リスニングの核となるのは、人の話を聞くという事です。

なので、日本語でも普段から人の話をしっかり聞くように意識していると、今まで聞こえなかった英単語が聞こえるようになります。

人間は会話をする時、聞いているつもりでも、実は聞き流している事があります。

Taiga

つまり人間の聞く力には、英語力以前の時点で伸び代があります。

普段から相手の言葉を1語1句逃さずに聞く習慣を身につければ、自然と英語のリスニングの練習にもなるんです。

今回はリスニングの勉強方法に絞りましたが、英語には他の技能も必要です。

下の記事でスピーキングやリーディング、ライティングやその土台作りに必要な勉強方法を見ておきましょう。

英語リスニングの練習方法のまとめ

TOEICなどの英語リスニング練習方法のまとめ

最後に、この記事で紹介した勉強方法を簡単にまとめておきます。

・日本語字幕付きでリスニング
・シャドーイング
・知らない単語はスクショメモ
・1人英会話で英語脳覚醒
・慣れたら英語字幕でリスニング
・最後は字幕無しでリスニング
・音声変換の法則を覚える
・多様なアクセントに慣れる
・日頃から人の話をしっかり聞く

今回設定した、目標別の練習方法はあくまで目安なので、それを3か月続けても効果が出なかった場合は単純に自分と合っていない可能性があります。

Taiga

そんな時は他の練習方法も試しましょう。

どんな練習であれ、TOEICに限らず英語のリスニングの練習は「信じて続ける事」が最重要です。

中々すぐに効果が出なくても、いつか必ず聞き取れるようになる日が来ますので、信じて継続しましょう。

どうしても気力が続かない方は下の記事を読んで、続くようになるコツと、継続しやすい練習方法を習得して下さい!